振武館道場|負けから得られること|お釈迦祭り柔道大会振り返り
こんにちは、くっきーです。
10連休が始まってすぐに少年柔道の大会が志布志市で開催されました。
振武館道場の指導に携わるようになって三年目、ようやく高学年5人のメンバーで団体戦を組んで試合に出場することができました。
柔道は個人競技なので試合は自己完結します。しかし団体戦となると様相が一変します。
1つの勝ち、1つの負け、1つの引き分け、さらには1つのポイント、1つの反則で勝敗の流れがからっと変わってしまうのです。試合時間ラスト10秒のあのヒリヒリとしたせめぎ合いが団体戦での醍醐味で僕は大好きです。
団体戦ならではの緊張感や連帯感を体感してもらえたら、柔道を知らない方やあまり興味がない方にもスポーツエンターテイメントとして浸透していくのではないかと勝手に思っています。
試合が終わった後、父兄から言われた一言
予選2試合して二戦二敗、5.6年生で編成するチームに5年生だけで挑んだ結果です。
またこの試合は毎年ゴールデンウィークの初めに開催されることもあって鹿児島県内はもとより宮崎、熊本、大分、佐賀からの強豪道場の参加もあり、実際予選2試合とも県外の宮崎、大分のチームとの対戦でした。強い相手でした。
「なかなか勝てないですね。」
ある父兄から試合後に言われました。
親御さんからすれば、目の前の試合で自分の子どもが勝利し機嫌よく家路について、家族でお祝いのご馳走を食べることに越したことはありません。それはそれで喜ばしいことです。
でも負けたからこそ得られることが多いのです。自分の苦手なこと、自分の弱点、自分に足りないこと、それらは負けることでしか得られることができません。中には勝ちからも得られることがありますが、11.12歳の頭でそのようなことを考えられることはほぼ不可能です。極めたアスリートでは話は別でしょうが。
それを次の稽古に生かしていくのが我々指導者の役割です。だから負けから得られることを大切にしています。
お釈迦祭り柔道大会(振り返り)
1試合目 三重柔道(大分)
先鋒、瀬戸口 △横四方固め◯
次鋒、今村 △合わせ技(足払い、横四方固)◯
中堅、梶原 引き分け
副将、久保田 引き分け
大将、坂井 ◯合わせ技(朽木倒し 上四方固)
1対2 敗戦
2試合目 生目道場(宮崎)
先鋒、瀬戸口 △背負投◯
次鋒、今村 △合わせ技(背負投、袈裟固め)◯
中堅、梶原 △内股◯
副将、久保田△合わせ技(内股、袈裟固)◯
大将、坂井 引き分け
0対4 敗戦
2戦2敗 予選敗退
試合後、志布志の名店「マルチョンラーメン」へ馳せhttp://www.maruchonramen.co.jp/?mode=pc参じてましたw
気持ちの切り替えは見習うべきところだわw