振武館道場|柔道が強くなるたった1つのこと|第11回嶋田旗少年柔道大会振り返り
こんにちは、くっきーです。
少年柔道の振武館道場の指導者をはじめて3年めを迎えました。
僕自身も同級生より少し体が大きいと誘われて、小学校4年生から柔道を始めました。
それから大学終わるまで約12年間競技者として柔道に取り組んできました。
柔道に取り組んだ間、特筆すべき成績も実績も残してはいませんが、弱い競技者であった僕でも柔道を通してお世話になった恩師、共に切磋琢磨した同級生、先輩、後輩、対戦相手等の仲間、柔道を通して沢山のものを得ることができました。
自分自身が柔道を通して得たものを、少しでも子どもたちに伝えることが恩返しになるとの思いから、微力ながら少年柔道に携わっています。
柔道が強くなるたった1つのこと
柔道が強くなるには「柔道を辞めない」ということです。
小学生の頃の後輩にめちゃくちゃ運動神経の良いヤツがいましたが、中学では柔道部には入りませんでした。
中学のとき柔道センス抜群の先輩がいましたが、高校では途中で柔道を辞めてしまいました。
- 小学生の頃は4回戦ボーイ
- 中学では県大会出場レベル
- 高校の時は練習試合27連敗
- 大学時代は公式戦出場記録なし
こんな僕の柔道競技人生ですが、辞めずに続けていた結果、指導者として現在も柔道に携わることができています。
(強いかどうかは…ですがwww)
当たり前と言えば当たり前のことですが、辞めてしまえば強くなりようがありません。
どんなに弱かろうが、運動神経が良くなかろうが、センスがなかろうが継続すことしか強くなる方法はないのです。
第11回嶋田旗少年柔道大会に参加
振武館からは、6年生1名、4年生3名、2年生1名個人戦にエントリーしました。
個人戦の結果および振り返り
⚫️K 1回戦 小外刈りで技有りを取るも、抑え込まれ15秒で解ける。終了間際に背負投げで技有りを取られる。判定で敗退。
技の力もついてきているので、自分から技を仕掛ける積極性を出していってほしい。
⚫️A 昨年の大会で準優勝だったため第一シード。1回戦 積極的に技を仕掛けるも、中盤不用意に後ろに下がった所に大内刈りを合わせられ一本負け。
身長が伸びたため自分より小さな相手に対して背負投げが入りにくくなってきた。違う技の習得が必須に。真後ろに不用意に下がることがあるので左右に回りながら動けるようにしなければならない。
⚫️T 1回戦 支え釣り込み足で一本勝ち。
2回戦 一本勝ち。
3回戦 支え釣り込み足で技有り、そのまま抑え込んで合わせて一本勝ち。
4回戦 体落し一本勝ち。準決勝相手が背負投げを掛けるがそのまま潰れて寝技の攻防。これを繰り返して両者ポイントのないまま試合終了。僅差の判定勝ち。
決勝戦 終始相手の組み際の左一本背負いをくらい続け、技有りを2つ取られて合わせて一本負け。
だいぶ積極的に技を仕掛けることができるようになってきた。寝技の取り組みも強化が必要。あと相手の技を受ける捌く体の動かし方を教えていかなければならない。
⚫️H 昨年の大会で3位だったため第二シード。2回戦 相手の背負投げを受けて潰すの繰り返し。技が出ないため指導1。最後まで自分から技を掛けることなく時間終了。判定負け。
全く積極な姿勢が見られない。自分の技に自信を無くしているのか。技は良いものを持っていので、今は腐らずにコツコツと稽古を積み重ねてほしい。
⚫️D 2回戦 小内刈りで技有りを奪いそのまま袈裟固めで抑え込んで一本勝ち。
3回戦 払腰で一本負け。
公式戦での初勝利となった。おめでとう!
持ち前のスピードと運動神経の良さを生かして稽古に取り組んでほしい。
少年柔道に取り組む思い
僕が子どもたちに柔道の指導を通して伝えたいことは、柔道が少しでも面白い、楽しいと思ってもらいたいということです。
そして何より、柔道を好きになってもらいたのです。
好きであれば長く続けることが出来ると考えています。
僕のような凡人でも、柔道という競技を好きになって続けていったお陰で、
貴重な体験と
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多くの人との出会いに恵まれることができました。
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子どもたちには、縁あって始めた柔道に一日でも長く楽しく時には厳しく取り組んでもらい、その中でたくさんのかけがえのない人と出会って欲しいと切に願っております。
それが僕の思いです。
おわり